コピーライターの野口です。
今日のブログ記事は強い興味を持続させる方法を話します。
いきなりライティングではなくて漫画の話ですが・・・
なぜ、『ワンピース』は25年以上にわたって売れ続けているのか?
考えたことはありますか?
実はここに売れるライティングのヒントがあります。
私の考える『ワンピース』が売れ続けている真の理由は、ワンピースの正体がわからないからです。
確かに、キャラクターやストーリーの魅力も当然あります。それぞれのキャラクターの裏に隠された過去や理想とする夢に向かう姿に共感できるし、覇気だとか悪魔の実だとか七武海とか四皇とか、『ワンピース』を彩る数々の要素にはつい惹かれてしまうものです。
しかし、それ以上に大きな影響を与えているのが、漫画のタイトルでもあり物語の最大のキーとなる「ワンピース」というものが一体何を指しているのかがわからないこと。
この最大の謎が『ワンピース』をここまで人気たらしめているのではないかと思うのです。
コピーライティングの世界で「クリフハンガーテクニック」というものがあります。
話の結末を伏せたまま物語を終えるという手法のことで、次回に対する読み手の興味を維持するために用いられるものです。
LPやセールスレター、メルマガなどで核心部分にギリギリ触れずに謎を残すことで興味を持続させて、次へ次へと読ませ続けることができるのです。
他にも、「CMの後、衝撃の展開が・・・!」といったTVのCM前の煽り、漫画でも最後のコマで衝撃的な展開がでてきて、そして次号に続くという風に使われています。
『ワンピース』では、作品全体を通じて常にクリフハンガーテクニックがかかっている状態になっているわけです。
だから、気になる。
「とにもかくにもワンピースって一体なんなのよ・・・」と。
さらにおもしろいのが、作者自身がワンピースではないものを否定している点です。例えば、
「家族の絆」ではありません。
「仲間と冒険してきたそのものが宝」でもありません。
「ルフィの兄のエースを生き返らせる」でもありません。
など、これでもないあれでもないそれでもないと否定し続けているわけです。
つまり、ワンピースそのものは語らなくても、ワンピースではないものを否定し続けることによって、「ワンピースという存在がおぼろげながらわかったような気になるけど、結局わからない、あー気になる!!!」という状態が作られているわけです。
一度気になってしまったら答えを知るまでは我慢ができなくなる。
だから、考察も大いに盛り上がる。
この考えをライティングに転用すれば、『ワンピース』のように「クリフハンガーテクニック」をLPやセールスレター、メルマガなどの全体にかかるようにすると効果的ということになります。
実際、私が普段ライティングする際にも、謎を残すことで読者の興味が持続するようにしています。
ぜひ参考にしてみてください。
追伸
『ワンピース』で好きなキャラはバギーです。間抜けでコミカルなヤツが、意外にも物語の展開を大きく変える役割を持っていそうだからです。

