ある程度文章が上手になったと自認しているライティング中級者のあるある、それは「センスや文才を醸し出してしまうこと」です。
そもそもの話、コピーライティングのスキルを使って書く広告文や宣伝文は、商品を売ったり問い合わせをもらったりするための手段として書くものです。
なまじ書くことに慣れてしまうと、「かっこいいことを言いたい」「うまいこと言いたい」「読者、感動させてぇ」などのエゴが入ってきてしまい、センスがあるっぽい文体の文章を書いてしまうのです。
ライティングを学びはじめの時は、本や教材をにらめっこしながら丁寧に原理原則に沿って書こうと努力していたのに、ある程度結果が出るようになったらなぜかオリジナリティを交えてエゴを出そうとしてしまう。
本当にあるあるです。
広告文・宣伝文として書いている以上、原則エゴは要りません。エゴを出したいなら小説やブログでも書いていればいいのです。
センスや文才を醸し出そうとしてはいけない。これはコピーライティング鉄の掟なのです。
私ももちろん、この掟を守っています。
私が2020年頃に書いた、爆売れしたセールスレターがあります。プロジェクトによって表現方法は違うことはあれど、今でもこのレターの構成を同じ形で使っています。
なぜかというと、十分売れているからです。売れているレターの構成は基本的には自己都合でいじらないのです。
「ちょっとだけセンスっぽい文章も追加しちゃおっかな」と思ってしまうこともあれど、そこはグッとこらえて売れた型を丁寧になぞるようにしています。
もちろん、より多くの売上を狙って構成を変更したりするということはあります。
しかし、その場合でも変な文才やセンスは入れてはダメなのです。
広告文はあなたのセンスや文才をお披露目する場所ではありません。売るためのものです。
「センスや文才を醸し出そうとしてはいけない」
この原理原則をいつの間にか忘れてしまうと、読者が聞きたいことではなくて自分が書きたいことをメインに書いてしまうものです。
書いた後は言いたいことを言えたのでスッキリした感じにはなるのが余計に質が悪い。「俺、言ったりましたわ」「世間に物議を醸すこと言ってやりますよ!」的なエゴは売上の減少にも繋がりかねません。
「センスや文才を醸し出そうとしてはいけない」
ぜひ意識してみてください。

