今回は、形容詞と副詞を使った修飾語は無思考で多用しないほうがいいという内容です。
国語的なお勉強になりますが、形容詞とは、
- すごい
- やばい
- 楽しい
などといった状態や性質を表す品詞です。
また、副詞とは、
- すごく
- かなり
- めっちゃ
などといった程度を強調したり弱くしたりする品詞を指します。
そして、感情や主張を表現する際に、形容詞や副詞を使うと非常に楽なのです。
感動したことがあれば、「すごかった」「本当にやばかった」などと言えばとりあえずは感動したという事実自体は伝わります。他にも、自分の商品の優位性をアピールしたい時にも、「うちの商品は本当にすごいんです」といえば、なんとなくですがきっとすごいんだろうなというニュアンス自体は伝わります。
言ってみれば、形容詞や副詞はあまり頭を使わないでも無思考でサクサクと使えてしまう品詞なのです。
しかし、それ故に、「本当にすごいんです」「めっちゃやばいです」などとばかり書いていると、抽象的な表現すぎるために伝えたい意図がいまいち伝わらなかったり、表現の幼稚さが目立ってしまって読み手の不信感を買ってしまう可能性もありえます。
形容詞や副詞を多用した文章は、「なにか言っているようだけど実はなにも言っていない、なんの情報も詰まっていない文章」となってしまいます。
形容詞や副詞の多用は、手軽に程度の甚だしさを表現できそうに見えるのでつい使ってしまいがちなものです。
ただし、読み手からするとそれがプラスに働く可能性が低いため、無思考で多用するのは避けたほうがいいです。
では、形容詞や副詞を多用してはいけないならどう表現すればいいのか?
その方法は簡単な話で、より具体的に説明するというものです。
「本当にすごかった」と伝えたいのなら、一体何がどうすごいのかをもっと具体的に表現すればいいのです。
例えば、好きなミュージシャンのライブに行った時の感想であれば、「まじでやばいくらい感動した」と抽象的に伝えるのではなく、「一番聴きたいと思っていた思い出の曲をアンコールで演奏してくれて、涙があふれるくらい感動した」このくらい具体化します。
他にも、「うちの商品はとてもすごいんです」と言いたいのなら何がどういう点ですごいのかをより明確にします。競合との優位性なのか、商品力の高さなのか、コンセプトの目新しさなのか、顧客実績の数の多さなのか、一体何をもってすごいと言っているのかを具体化するのです。
例えば、「同業者の多くは社歴が数年の会社ばかりですが、弊社は社歴がなんと30年の超老舗企業です。だからこそ、お客さんが心の底から喜んでもらえる商品とはどんな商品なのかを熟知しています」などといった感じで、「同業者と比べた際の社歴が長いのでお客さんのことを理解できる点がすごい」などと具体的に言うべきなのです。
もし、自分の書いた文章を見返してみて形容詞や副詞が多用されていたら、ぜひ具体化に落とし込んで表現し直すということを意識してみてください。
そうするだけで文章の説得力が増しますし、文章に重みも出るようになります。
ぜひ参考にしてみてください。

